明治大の渡邊恵太研が主催した「さよならメインストリーム〜解なきダイバーシティ時代におけるデベロッパー中心で切り開くエコシステム」のイベントへ行ってきました.
渡邊恵太先生が提案している「プラットフォーマー(P)」「デベロッパー(D)」「ユーザー(U)」で成す「PDUデザイン」をテーマに,様々なゲストを呼んでのトークがありました.
いろいろ面白いお話を聞くことができたので,各セッションの話と,自分がこの講演を通じて考えた(だけで結論はない)
- プラットフォームがうまく機能するかは,ドメインの問題?機能性の問題?コンテンツの問題?
- あんまり粒度がそろってないけど...
- あと,結局どれも大事なんだろうけど
- 自分中心な設計手法って現実的にはどううまくやっていけばいいの??
- 日本の大企業メーカでも中の人は結構みんな技術好きだよ(観測範囲では) でも現実的にうまくやってくのは難しい気がする(観測範囲では)
- 特にハードが絡むモノは地獄感ある...
- インタラクション系の研究がアカデミックとしてどうなの問題について
- イベントの本筋とは関係ないけど話の流れで出てきたので
- 他分野出身でちょっっとだけHCI系を覗いてた自分が雑感として思ってたことを, HCI系大家の恵太先生も思ってるんだな,という気持ち
あたりの話をメモっておこうかと思います(と思ったけど,自分の考えたことは別記事にします.長すぎる...).
- PDUピラミッドで許容するダイバーシティニーズと設計(渡邊恵太先生)
- プラットフォーマーとは何か?(深津さん(ピースオブケイクCXO)・洛西さん(Nota Inc. CEO))
- DEVELOPER RELATIONS /エヴァンジェリスト/アドボケイトとは?(戸倉さん(日本IBM))
- DEVELOPER EXPERIENCE(赤塚さん(Mozilla)・簗瀬さん(Unity/東大)・加藤さん(産総研/アーチ))
- ハードウェアとプラットフォーム(田中あきちかさん(SIE)・小林さん(IAMAS))
- まとめ
長々書くのもアレなので,自分が関心あるポイントに絞って書きます.パネルディスカッションってしゃべる内容もあっち行ったりこっち行ったりするし,書く順番もトークの時系列そのままではないです.
あと,以下は会話風に書いてますが実際のトークの書き起こしではなく自分のメモベースで書いているので,自分の編集が入っているし微妙に解釈が入ってしまっているところもあると思うので,100%鵜呑みにはしないでください.
# 自分のメモのミスもあるし,ちょっと間が空いてしまったので解釈違いとかは普通にありそう..
PDUピラミッドで許容するダイバーシティニーズと設計(渡邊恵太先生)
まさかのここ聞けず...一番楽しみにしてたぐらいなのに...
開演12:30で11:30頃には会場の明治大中野キャンパスの前まで着いていたんですが,当日があまりにいいお天気でキャンパス前にいい感じの公園があったのでごろごろ日向ぼっこしてて
花粉スゴかったので目をゴシゴシしてたら,めっっっっっちゃくちゃ目が痛くて涙が止まらなくて,焦りまくって近くの歯医者に入って「一番近くの目医者教えていただけませんか!?」って聞いて(業務止めてまで探してくれてありがとうお姉さん...!)
目医者に向かったけど目なかなか開けられないし見つからなくて通りかかったメガネ屋さんでも目医者の場所を聞いて(ありがとうお兄さん...!)なんとか目医者にたどり着いて...
とかやってたら,遅刻しました...(結局「結膜浮腫」とかいうので,もう大丈夫になりました...)
なので,以下は目が痛い&&コンタクトも片目外した状態でのメモをベースにしてるので,ミスってるところもあるかもですがご了承ください...
プラットフォーマーとは何か?(深津さん(ピースオブケイクCXO)・洛西さん(Nota Inc. CEO))
こちらもちょい遅刻しましたが..
noteを運営してるピースオブケイクのCXO深津さんと, Scrapboxを運営してるNota Inc. のCEO洛西さんのパネルディスカッションでした.
両者とも「文章」系のプラットフォーマーですね.
以下,深津さんの発言内容は「深」,洛西さんは「洛」,恵太先生は「恵」でいかせていただきます.
どのユーザもデベロッパーになれる,という話
- 深:UもDも分けていない,みんな潜在的なデベロッパーだ
- 恵:とはいえ難しいところがあるのでは?
- 3Dプリンタが出てきたときUはDになると思ったが,想定ほどではなかった
- 深:3DプリンタはUをDにするものではない,必要なのはレゴとか
- 塗り絵とか手芸の積み重ねの先が3Dプリンタ
- 深:おもしろいこと作れるひとは紙とペンあればOKと思ってる
- だからnoteでは無限の紙とペンを提供している
そういう議論をするのが恵太先生の狙いだったと思うので,狙い通りだと思うのですが.
深津さんの「紙とペン」は,正直ちょっと生存バイアスみを感じる...
「無限の紙とペン」なら,自分の観測範囲でもEvernoteから(たぶん観測範囲外ではもっと前から)散々やられまくってるし,もうちょい他のクリティカルなnoteと他サービスとの差があるんじゃなかろうか,と思っている..
Pの機能追加をどう決めていくか,から発展していった汎用性の考え方と自分中心デザインの話
- 恵:汎用性を提供する難しさはどう考えている?
- 深:プリミティブな汎用性とマルチプール(と聞こえたけど...multi-pool?multiple?)な汎用性の2種類があるが,マルチプールは使いこなしが難しい
- プリミティブ:機能性は低いが基本があるので何でもできる(e.g. 紙とペン)
- マルチプール:いろいろあるから何でもできる(e.g. 十徳ナイフ)
- 深:noteはプリミティブを提供し,自由に作ってもらう
- 洛:scrapboxでは機能追加でモメて,結果的に自分中心デザインになってきた
実際自分でも仕事や趣味でやってることで,こんなに客観的に進めててホントに意味ある!?と思うこと多いので...
てか,洛西さんのこのページが神すぎる.トータルここ読みゃええわ.
scrapbox.io
- 恵:自分中心デザインだと,自分がやりたいことがわからない人はいない?
- 洛:scrapboxのCTOはオレオレで,俺が欲しいものを作る,という感じ
- 深:noteも10年以上のブログとかSNSの経験がある自分をベースで考えている
- 深:自分が自分でPを使っているのでやりたいことは自ずと出てくる
- 日本の大企業なメーカってあんまり技術好きじゃない,自社のもの使ったりとか大事にしてない
- 大企業系のプラットフォームだと,儲かりそうだからやる,みたいなプレイヤーは多い
- 一方で海外では自分の好きなもののコミュニティに対してのプラットフォームを作ったりする
- 自分がほしいからプラットフォーム化するし,自分のプラットフォーム大好き
- 日本の大企業なメーカってあんまり技術好きじゃない,自社のもの使ったりとか大事にしてない
- 恵:日本では,作り手と使い手が離れたのが問題かも
結構「世界ナンバーワンの技術!(ドヤッ)」みたいなのやりがちだし
(時流に乗れてるかとか,ノートPCが10g軽くなることの価値とかは知らない)
たぶん技術が手段ではなく目的になってる,という話かなと思ってます.
- 深:技術好きな人がプラットフォームやってても,だんだんモチベーションがなくなっていく人もいる
- 自分のために,から,他の人のために作る,に変わる分岐点がある
- 他人のために,となるとなぜかプラットフォームのチカラが落ちていく
- 恵:プラットフォームの求心力が落ちていくときの対応はある?
- 深:そもそも落とさないために,カルチャーにフィットしない・技術に愛がない人は出世させない
- もう手遅れで無理だったら,いっそユーザにプラットフォームを預けて育ててもらう方がいいかも
別に日本の古典的な大企業でなくても,企業が大きくなるにつれてだんだんこの辺が難しくなってくるはず...
楽天・ヤフーあたりとか実際そのへん今どうなってるのか気になりますし,人を飲み込みまくってるメルカリ・Showroom・PfNあたりも今後どうなっていくのか気になる...
まぁでも実際googleとかはだいーぶ大規模になってるけどうまくいってる(?)
自分中心デザインとデザイン思考の関係について,の話
- 恵:デザイン思考が流行っているが,自分中心デザインでよいの?
- 洛:経験的に・結果的に自分中心デザインになっていっている
- ジョブスもリーナスも自分中心だった
- 恵:デザイン思考が持て囃されているのはなぜ?
- 深:デザイン思考は自分の想い/考えがないときに使う思考フレームワークで,やりたいことがない人が使うモノ
- 食材とかが用意された料理セットのようなもの
- ソバ食べたいならソバ作ればいいだけ
- 恵:客観的な指標なしにどう進めていく?
- 洛:ユーザテストとかは客観的でわかりやすいのは事実
- 夫婦ケンカに進めている.夫婦は客観指標なくてもうまく進めている
- 社内で決めると哲学論争になることも多いが,だんだん洗練されていく
- 恵:自分たちの欲しいものばかりやってても失敗する,という話はあるがどう?
- 洛:そうは思わない,自分の問題を解決するのが一歩目
夫婦ゲンカは面白い例でしたね笑
たぶん結婚するぐらいだから価値観がそれなりに似ているのでできるんだと思います.全く一致するわけではないのでケンカになることもあるんだと思うのですが.
流行りのダイバーシティはこれに逆行していて,多様性が大きくなるとケンカで収集つかなくなってくるんだと思いますね...
以下のページとかがちょっと面白かったです.(TJO_datasciさんのツイートで「多様性ある弊社ではデータをベースとした議論しかしない」的なツイートがあった気がするんですが,見つけられず...) cybozushiki.cybozu.co.jp
プラットフォームを育てていくためにどうしていくか,な話
- 恵:U/Dを分けないにしても書き手になるハードルは現実ある,対策はある?
- 深:D=大人,U=子供,P=家(環境)とすると,UをPの中で育てればDになってくれるだろう,という考えはある
- 大人と子供がどちらも遊べるような環境であることがPには重要
- 洛:scrapboxは記法が若干複雑,その壁をどう超えてもらうかは考える
- 洛:その中でどうしてもマルチプールになってはいくがたまに戻るようにしている
- 今もあるボタンをなくそう話が出てる
- Uのリテラシーも高いし,「ユーザは学ぶ」という思想で,学んでもらって自分たちでやってもらう
- 恵:ユーザ放置にならない?
- 洛:簡単に気付けて,気付いた瞬間におもしろい!と思うしくみをいっぱい仕込むという工夫はしている
- 恵:noteもscrapboxも特別なインストラクションはない,ユーザは使いながら理解していく?
- 深:子供は好きな大人の振る舞いを見て成長している
- 深: その中で治安維持はプラットフォーム側でする
- スキャンダルな/中傷的な記事でバズってしまえば=評価されれば,みんなそれを真似るので
- ブログはランキングが無法地帯なので荒れる
- 洛:scrapboxは基本的にソーシャルな機能はないが,カルチャーを守るための施策はしている
- 深: プラットフォームを回すのはビジネスモデルとは少し違う
- 金のKPIだけ見るな,と言っている
- 税金は運用に必要な最低限だけ,治安やカルチャー維持が大事
noteやscrapboxで「いかがでしたか」系が流行りだしたら一気にユーザ離れそうだし.
- 恵:Dになりたい人はそんなにいないんじゃないか,という考えもある
- 深:実際にコメントとかアクションしてくれる人は5%以下で,そこを増やしていくのは難しい
- なりたい人がくじけないようにするのはPの役割
- 洛:コミュニティと仲良くすることは重要
- GYAZOが一気にイギリスで広まったことがあったが,あるコミュニティでバズったおかげだった
まぁたしかにそんなもんでしょうね...
まともにエコシステムが回るようにするには,母数をめっちゃくちゃ増やす必要があるのか??
DEVELOPER RELATIONS /エヴァンジェリスト/アドボケイトとは?(戸倉さん(日本IBM))
まず「え?この前まで日本MSいたやん...日本IBMなの...??」という気持ち..(ちゃんと調べたら2017年末でMS辞めて,2018/5からIBMでした,知らなかったです...)
ホントのところはわかりませんが,それだけIBMがDevRelの重要性を理解している,かつ,必要な人を取ってこれる,ということだったら,日本の大企業には勝ち目ないな,と思っちゃいますね...
必要に応じて(=IBMがクラウドにより注力するためにDevRel大事だ,となって)
必要な人を取れる(=既に他社のクラウドのエバンジェリストとして活躍中の人材を引っ張ってこれる)
というのは,あんまり日本の大企業ではできなさそうですしね...
話の内容はIBMでDevRelどうやってるか,という話だったので,ちょっとここに書くのはパスします..
# もうだいぶ長いし..
DEVELOPER EXPERIENCE(赤塚さん(Mozilla)・簗瀬さん(Unity/東大)・加藤さん(産総研/アーチ))
このセッションは特に議論がバラついた,というか恵太先生のフリに対して一人ずつが話す,みたいな構図が顕著になって会話が深まりにくかった気がする...
同様に,赤塚さんは「赤」・簗瀬さん「簗」・加藤さん「加」でいかせていただきます.
Unityはなぜここまで広がったか,の話
- 簗:まず最初は,iphoneで個人でゲームを作れるようになったのが大きい
- ゲームはいろいろな機能が必要→いろんなものが作られるようになった
- ゲームに限らないプラットフォームになっていった
- 簗:あと,パーソナルプランができたのは大きい
- 恵:なぜ無料にできたのか?
- 簗:資金の目処がある程度立ってきたというのはある
- 恵:プラットフォームはビジネスモデル的なところも難しい
- 簗:Unityはゲームの売上に応じたライセンシングなフリーミアム路線
- ただ,パーソナルライセンスでも,広告収入の一部・アセットストア・マルチプレイサービスなどでも利益はある
- 無料でいっぱい作ってもらって,その中の1つでも大きくなれば収入がめちゃくちゃデカい
インタラクション研究って積み上げ難しいよね,という話
- 恵:開発環境の研究のモチベーションは?
- 加:学生時代はツールキットを作っていたが,結局道具だけでは不十分→環境に興味が移った
- 加:HCIならあるペルソナのための開発環境となるが,その中で多様性をどう保持するかは問題
- 恵:インタラクション研究は多様性の一番端,ドメインを絞りきった先がターゲットなので,多様になるのはいいけど,積み上げられていないのが課題と思ってる
- 簗:論文にならない研究もある,としたほうがいい
- Unlimited Corridorは論文にすべきだからにしたが,それ以外も論文にしてない研究はいろいろある
- 恵:SIGGRAPHはうまく回っているように見える
- 映像関連の研究が映画などのコンテンツに活かされるエコシステムがある
- 簗:映像は画像がキレイ,みたいなわかりやすい指標がある
- 恵:HCIは指標が難しい,エンジニアリングな指標が求められる
ホントの理系な研究は共通した指標があって,それで良し悪しが決まるんだけどねぇ...俺の作った指標で評価高いから俺の提案手法が最強!みたいなのはアカデミックとしては良くないはず
(でも自分も修論のネタも微妙に既存研究の積み上げでなかったから指標がなくて,自作で乗り切ったんだけどね...)
- 加:人✕〇〇の◯◯はなんでもいい,というのがインタラクション分野と思っている
- threejsみたいなPの上での振る舞いがインタラクション研究になるイメージ
- 恵:個別最適されたインタラクション研究を飲み込むPがないかなと思っている
- 恵:開発環境の研究はインタラクションのメタなのでいいアプローチと思う
ハードウェアとプラットフォーム(田中あきちかさん(SIE)・小林さん(IAMAS))
田中あきちかさんはtoio立ち上げた人ですね.小林さんは失礼ながら存じ上げていませんでしたが,ハードウェア系ファブ系でめっちゃつよつよな人で(参照),話しぶりもキレキレな感じの人でした.
以下,同じく田中さん「田」小林さん「小」でいかせていただきます.
ハードウェアプラットフォームの難しいよね,という話
- 恵:これが何ができるのか,をユーザへ伝えるポイントは?
- 田:会社でもカテゴリーってなに?とよく聞かれる.今は「ロボットトイ」と言っている
- 具体的なアプリ・遊びを出さないとなかなか伝わらない
- 恵:その中で最初のアプリを選んだ理由は?
- 田:最初のアプリは3つ,基本の遊びの詰め合わせ・ビジュアルが尖っているもの・プログラミングができるもの
- 恵:ロボットのプラットフォームとしては初めてぐらいのものかもしれないが,難しさはどこ?
- 田:普通にモノづくりとしての難しさがある
- ハードは部品にお金がかかる.どれだけ要素をまとめてシンプルにするか,は重要かつ難しい
- 恵:Weimoが売るのがめちゃくちゃ難しかった,大企業の信頼性が大事な気がした
モノ売るだけではだめだとわかったが,どうしていくかの道はある? - 田:売るところまで考えたので,SIEに移った
- 恵:逆にアンチパターンみたいなのはあるか?
- 田:技術開発する難しいところは自前で抱える・楽しいところはDへ開放する
- 自己位置を認識するしくみとかはこっちでやる
- 田:お金はかかるので,切り離せるところは切り離せるようにする
とはいえ最近はコールセンターとかも外に出せるし,ネットでの売買も今後はもっと広がっていくだろうけど,でもそのクオリティはどうか~~みたいな話もあるし,
携帯キャリアとかも,なんだかんだ生き残ってるのは「店頭」インフラがあるから的な話もどこかで聞いたことある気もする(ソースはないので真偽不明)
ハードウェアプラットフォームのエコシステムについて,の話
- 恵:ハードウェアプラットフォームの現状の課題は?
- 小:ハードウェアプラットフォームを調べてみたが失敗が多い(資料がここにまとまっています)
- うまい類型化は難しそうだが,ハードウェア版AppStoreがうまくいかなかった理由は探索する必要がある
- 恵:ユーザが新しいゲームを作ったとして,それをシェアする仕組みとか売るエコシステムとか難しい
- 小:LittleBitsもキットで売っている
- 田:toioでは上に何が乗ってもいい,プログラムのシェアでいい
- 初期タイトルの「工作生物 ゲズンロイド」はpdfとかで,上に乗る部分をシェアできるようにもしようとしてる
- シェアのインフラは課題
エンジニアとしてはそれぐらいは頑張って,と思ってしまうが...
(てか,ことコレに関しては,今どきみんなプリンタ家庭にあるのかな?という疑問.年賀状のためだけに存在してるところも多いだろうけど時間の問題かも...)
(まぁ次はちゃんと3Dプリンターが一家に一台くるか)
質疑応答で,
- 僕:結局はコンテンツの問題ではないか?キットやタイトルはPとして負けではないか?
- (すみません,この質問したの僕です.過激なワーディングでスミマセンでした...)
- (ある程度あえて議論を燃やしにいったところもあります...)
- 田:「プラットフォーム」なのか「ツール」なのか「メディア」なのかは意識する必要がある
- toioはなんでもできる「ツール」にはしたくない
- 小:キットはサンプルとしてはアリだと思う.そこから広がっていけばOK
まとめ
このイベント自体はめっちゃ示唆的でいろいろ考えるきっかけになったので, 渡邊恵太先生には乗せられました.
個人的には,アレもコレもプラットフォームと呼んでる気がしてて,もう1段階プラットフォームの分類は必要な気がしてます.
とあるPに対してのP-D-Uの関係性だけを論じるならPの分類なくてもいいかもだけど,Pの種類によってはDUの重要性とか振る舞いが変わってくるかと思うので,分類されてるとメタ化が捗りそうだなぁと.
このイベントに登壇しているものでも,note/scrapboxとUnity/firefoxとtoioをあんまり一括りにはできないですよね.(だからこういうセッションの分け方になってるんだと思うのですが)
まぁそのへんを次の「自分で考えたことまとめ」で書ければ...
てかこの記事一万字超えてるっぽい...長過ぎる…誰も読まんよ...
てか「自分で考えたことまとめ」の方まで書けるかな...